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誰がテメェ等みてぇな餓鬼の好みに合わせねぇといけねぇんだよ!!
……。
って、こいつ等二年生だからあたしの年上なんだよな。
餓鬼過ぎる!!精神年齢愛華より低いんじゃねぇの!?
あぁ…愛華に会いたい…。
「はーいっ先生シッツモーン!!」
「…なに?」
もうすでに嫌な予感がするのはあたしの気のせいだろうか。
引き気味で返事を返す。
「先生のスリーサイズ教えてくださーい!!」
「……。」
シネ。
心からそう思った。
人が気にしてることをズケズケ言いやがって!!
どうせあたしは胸ねぇし、腹だって出てるしケツだってでけぇよ!!
悪いかボケ!!
「あれー先生質問に答えらんないんですかぁー。」
「先生なのにおかしいですねー。」
ぶち!!
あぁ…また切れた。
あたしは今日一日でどれだけ堪忍袋の緒を切れば良いんだろうか。
「せんせー?」
「そんな下らねぇ質問はあとにしやが…ゴホンゴホンしろ?して?
さっさと授業始めます。」
あたしの頭の中に愛華の笑顔が脳裏に浮かんだ。
きっと愛華だったら笑って(あたしの)頭を撫でてくれるはず!!
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