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「あ…貴方達…。」
「誰だテメェ!!」
「それはこっちの台詞。」
倉庫の中にいたのは数人の男子生徒がタバコを吸ったりビールを飲んでいて…。
全員顔が真っ赤で酔っている模様、まるで宴会だ。
「…ここ、一応学校なんだけど。」
あたしはハァー、と溜め息をつき額に手を当てる。
薬より面倒なもん見つけちまった。
教師としては注意してその他諸々没収しなきゃいけねぇんだろうけど面倒だ。
今のあたしにそんな暇はない。
…あったとしても面倒事には首を突っ込まない主義だが。
「飲酒もタバコ吸うんだったらせめて校外にしなさい。
見つかったら色々面倒だから。」
関わりを持ちたくなかったあたしはすぐに扉を閉めた。
なるほど、変な匂いだと思ってたのはタバコの匂いだったのか。
あの銘柄はよく太一さんが吸ってたから覚えもあったし。
1人で勝手に納得していると…。
ガシリと、両腕を拘束される。
「は!?ムグ!!」
それに驚き振り返ってみれば数人の男子生徒がニヤつきながらあたしを見下ろしていた。
…ヤバい?
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