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寝不足の件はコイツ等には関係ないがつい当たってしまった。
「人の話は黙って聞く!!
んなこと幼稚園の餓鬼でもできることだぞ!!」
シーン…。
沈黙と言う名の気まずい空気が流れる。
…………。
またやっちまった―――!!
第一あたしを大人しいキャラで通そうとすること自体無理なんだよ!!
桜花に転入した時も３日と持たずキャラ崩壊したし!!
「……わかった？」
「っ…!!たかが教師がナマ言ってんじゃねぇよ!!」
「そうだそうだ!!」
「お前なんか親父に頼めば…!!」
あー、そう言えばここの奴等ほとんど権力者の息子って言ってたっけ。
「だから、親が偉くてもテメェ等自身が偉い訳じゃねぇだろ。」
ギャーギャー騒ぐ生徒をあたしは睨んだ。
まだ15年しか生きてねぇこのあたしが言うのは何だけど。
コイツ等の精神年齢は幼稚園児並みだ。
いや、幼稚園児でもあんなことは言わねぇかもしれねぇ。
「いつまでも親の脛かじってんじゃねぇよ。」
「―――!!」
「親が偉いからってテメェ自身が何かやってるやけじゃねぇんだろ。
やめとけ、みっともない。」
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