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「愛ちゃん気分大丈夫?」
「あー頭痛くて少し気持ち悪い…。」
「完璧な二日酔いですね…これポカリです、飲んでください。」
「え…?あたし昨日は酒飲んだ覚えないんだけど。」
といいつつもちゃっかりとチビからペットボトルを受け取り蓋を開け半分くらいを一気飲みした。
「気づかないうちに飲んでたみたいだよ?梅酒。」
「梅酒!?」
それだけで!?このあたしが酔っぱらった!?ありえない!!酒が強いのは折り紙つきなんだぞ!!?
「昨日のこと…覚えてますか…?」
「昨日?いや全く。」
「そうですか…そう、ですよね…。」
「?」
心なしかチビが落ち込んでいるような気がする、え、あたし覚えてなんだけどとんでもねぇことやらかしたのか?
半分になったペットボトルを冷蔵庫の中に戻し必死に思い出そうとするも思い出せない。
…やめた、思いだせねぇのにギャーギャー悩んでも仕方ねぇし。
「それより昨日愛華ってどこで寝たんだっけ。」
愛華の隣に腰を下しテーブルの上に載っていた鍋の中からお雑煮をお椀に盛る、ちなみに餅は二つ入れた。
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