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「だろだろ?オレのセンス光ってるだろ!!」
「あまり調子に乗ると後で痛い目見るって…いい加減覚えろよ…。」
顔には何か塗りたくられて…目も少し痒いような気もするし…。
これはさっさと晃起こして初詣済ませようと企んだあたしだったが…そんなことを考えなくても大丈夫だったようだ。
幹部室の扉がノックされずに開く。
「…………。」
「…………。」
晃と目が合った。
「……おはよ?」
「……………。」
バタン!!と、なぜか無言で閉められた。
「…なに、アイツ…失礼すぎ、似合ってないことはこのあたしが一番わかってんのに…。」
「ぷくくく…!!予想通り…!!」
「分かりやす過ぎだ…!!」
そしてなぜか大爆笑している湊と雅、…コイツ等…なにを二人で組んでやらかしたんだか。
「お前…愛、か?」
再び扉が開けられた時に晃は目をこれでもかというほど見開いていて…そこまで酷いモノかと少々へこむ。
晃はもう身支度は終えていて私服に身を包んでいた。
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