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「おい!!早いんだよ人を馬鹿にするのが!!」
「それが雅だから仕方ないんじゃない?」
「……。」
「大丈夫ですよ!!雅さんは馬鹿じゃありません!!」
「そうっす!!ただ少しネジが抜けてるだけっすよ!!」
「………。」
「それ、馬鹿って言ってんのと同じだろ…。」
「あ。」
珍しく晃が涼に突っ込んだ、くだらないことを話しながらもおみくじを売っている場所まで歩き適当に手に触れた物をひいた。
愛華は背が届かなかったためチビに抱きかかえてもらってひいていたが…。
それに少し腹が立ったことは誰にも言うまい。
っち…愛華はあたしだけの可愛い可愛い妹なのに。
「んじゃ!!全員そろって開けるぞ!!」
「…大大吉だった。」
「お前何勝手に開けてんだよ!!」
「さすが晃、運も良いんだね。」
中の内容を見てみれば…今年はなにをやっても上手くいくが…。
どう転ぶかはわからない、慎重に行動すべしと書いてあった。
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