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「…そうか。」
昨日の夜、詳しく話を聞けばあたしが原因だったらしい。
なんでもあたしの行方を探すのに百合も参加したかったらしいが。
「駄目だ駄目だ!!」
と、大反対をされたらしい。
太一さんや馬鹿2人と動くと言っても聞かなかったようだ。
まぁそうだよなぁ。
親父さん、百合を溺愛してるし。
「1人で帰るわけじゃねぇよな?」
「……………馬鹿2人に…、迎えに来てもらう。」
「そうしろよ、電話は家の使えー。」
あたしは朝飯を全て食べ終わると荷物チェックをする。
よし、HSPの荷物も入ってるし、これで大丈夫だ。
「ご馳走さまっ!!行ってきます!!
愛華、行くぞ!!」
「うんっ!!ご馳走さま、行ってきます!!」
琢磨は愛華と荷物を抱え部屋を出る。
「私も行くわ、じゃあ百合ちゃん、またね。」
「はいっ!!」
慌ただしく、3人が出ていく。
あたしも晃達を待たせているため急がなきゃ行けねぇが…。
「愛はまだ大丈夫なの?」
百合を1人にはしたくない。
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