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「で、ラミストさん…」
「ライカ。ライカって呼んで。これから関わっていくにはちゃんと名を呼び合った方がいいわ。」
「ラ、ライカ?…あれ?関わっていく?」
「そうよ。あなたは私と同じライトストーンを持っていた。私にも分からないのよ、何であいつが追ってくるのか。だからまた狙われる可能性があるわ。あなたもね。そうそう、あなたの名前は?」
「シャイン。シャイン・サンだよ。」
「そう。じゃあシャイン、私これからこの石について調べたいの。縁って言うのかしら、こういうの。あなたに手伝ってもらいたいの。」
好奇心という名の血がさわいだ。ラミストさん。いや、ライカは俺に新しい世界を見せてくれるかもしれない…。
「うん。俺も一緒に行くよ、ライカ。」
こうして俺の旅は始まった。これが、世界の命運をかけた旅になるとは知らなかった。
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