15人が本棚に入れています
本棚に追加
/28ページ
そんなある日の朝のことです。
「げんごろう、今日もげんきなおねしょをおふとんにえがいちゃったね」
「おっかあ、きょうもでっかくてげんきなおねしょがいっぱい出たよ。すごいでしょ」
おかあさんがにっこりえがおでげんごろうをほめると、げんごろうもげんきいっぱいのえがおでこたえました。
げんごろうは6さいになっても、まだおねしょがなおりません。いつもおきたときのげんごろうのおふとんには、でっかいおねしょがえがかれています。そして、げんごろうのはらがけもおねしょでぬれています。
でも、おねしょはげんきな男の子のシンボル。おかあさんも、クマきちも、げんごろうのおねしょをいつもほめてくれるので、げんごろうはおかあさんやクマきちのことが大すきです。
最初のコメントを投稿しよう!