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階段を降りて
一通りの洗面を済ませた後
学校に行くため玄関を開けた
玄関を開けた瞬間
暖かい風が一気に吹き込んできた
「いい風ね」
「あぁそうだな
この風なら5分もあれば学校に着く
そんじゃ行ってくるわ」
「行ってらっしゃい」
そういって俺は
正五角形を縦に伸ばしたような形をした
白いボードを地面へと投げる
『ウィンドライド』
魔法を唱えると白いボードが宙へと浮き上がる
高さは自由に調節でき俺は地面から
3メートル付近を飛行するのが好きだ
風の影響もあり今日の時速は
約60キロ前後にまで達していた
爽快な気分で風を切りながら
登校中の生徒を上から眺める
その30秒後目的地が姿を表した
俺はボードの先端を掴み
スピードを軽減しながら
目的地の門の前に降り立った
「着いた・・・魔術学校」
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