希望

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次第に俺はバンドに必要不可欠な仲間を意識し始めた。 ギター、ベース、ドラム。 みんなで音を奏でれたら、どれだけ気持ち良いんだろうか…と。 でも、俺には無理だった。 人間恐怖症のせいで誰も誘う事は出来ない。 俺は、殻に隠るしか出来なかった。 もう、ここから一歩も踏み出せないのだろうか? 本当に情けないやつだ…俺ってやつは。 でも、そんな俺に希望の光が射し込んだ。 砂漠に咲く一輪の花のように。 そんな奇跡のような出来事が…
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