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ドンッ!!
渚の拳が恭吾のミゾオチにクリーンヒットした。
「いってーなあ!!」
恭吾はお腹をさすりながら痛みに顔を少し歪める。
「じゃあ、俺は麻美と帰るから君たちも仲良く帰りなよ」
雅人はいつものことだと言わんばかりにその場をそそくさと退散していった。
「ちょっと!!もう………………
…………じゃあ、恭吾…一緒に帰る?」
渚の言葉を聞いてか聞かずか、恭吾はなにも言わずにスタスタと歩き始める。
渚はその後を追いながら話始めた。
「怖い話を聞いたら1人で帰るの怖くなっちゃった」
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