ユメカマコトカ

3/7
前へ
/28ページ
次へ
「あの~、起きてください。起きてくれないと私……」 『ん…』 自分はその声に答えて ゆっくり目を開ける。 「~~~~~!」 目を開けるとそこには 目をキラキラさせた隣に住む幼なじみの〈リアががいた。 「おっ…起きてくれたのね!うは~♪うれしい☆」 『あ…あ~…うん』 チッ いつにもまして、 面倒だなあ。 「それじゃあ…」 ピポピ~ン☆ ここでリアのせ・つ・め・い♪ ここ! 私とここにいるタルア(この物語の一応主人公女)がいる所は‘帝国ルアネス’っていうんだ~。 緑がたくさんあってね?お店もたくさんあるから、今度皆も遊びに来てね~♪それに今日は、タルアが化物たちを…あっ!それと、帝国には美男美女もいてね~剣士のジェ… ~~っと 話がそれたそれた; ごめんね… ん…? ひい! なんか、タルアがにらんでる。 ほっ 本編に戻りま~す! ‐本編‐ 何でかリアがそっぽを向いて、喋っている。 こわい うは… こっちに来る。 「ねえタルア。そう言えば今日は、帝国の指示で外へ出るんだよね?」 リアはそう言うと不安そうに私をみる。 「あの人………帝国の次期王は、酷い人だから……気をつけてね」 そう言うとリアは 出て行ってしまった。 …そう、 この帝国には、王はいるのだが病気で生きているのもキセキといわれている。 その代理を務めるのが次期王と呼ばれている〈ファス〉だ。 残酷で平気で仲間を捨てる最低野郎だ。 私の友はこの帝国を守りたいといって 剣士になった。 だがある日任務でまだ息があった友をあの最低野郎が見捨てて 死んだ 正確には 殺された。 あいつは 息はなく、もうすでに亡くなっていた 冥福を祈ろう。 そういっていた。
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加