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「あの~、起きてください。起きてくれないと私……」
『ん…』
自分はその声に答えて
ゆっくり目を開ける。
「~~~~~!」
目を開けるとそこには
目をキラキラさせた隣に住む幼なじみの〈リアががいた。
「おっ…起きてくれたのね!うは~♪うれしい☆」
『あ…あ~…うん』
チッ
いつにもまして、
面倒だなあ。
「それじゃあ…」
ピポピ~ン☆
ここでリアのせ・つ・め・い♪
ここ!
私とここにいるタルア(この物語の一応主人公女)がいる所は‘帝国ルアネス’っていうんだ~。
緑がたくさんあってね?お店もたくさんあるから、今度皆も遊びに来てね~♪それに今日は、タルアが化物たちを…あっ!それと、帝国には美男美女もいてね~剣士のジェ…
~~っと
話がそれたそれた;
ごめんね…
ん…?
ひい!
なんか、タルアがにらんでる。
ほっ
本編に戻りま~す!
‐本編‐
何でかリアがそっぽを向いて、喋っている。
こわい
うは…
こっちに来る。
「ねえタルア。そう言えば今日は、帝国の指示で外へ出るんだよね?」
リアはそう言うと不安そうに私をみる。
「あの人………帝国の次期王は、酷い人だから……気をつけてね」
そう言うとリアは
出て行ってしまった。
…そう、
この帝国には、王はいるのだが病気で生きているのもキセキといわれている。
その代理を務めるのが次期王と呼ばれている〈ファス〉だ。
残酷で平気で仲間を捨てる最低野郎だ。
私の友はこの帝国を守りたいといって
剣士になった。
だがある日任務でまだ息があった友をあの最低野郎が見捨てて
死んだ
正確には
殺された。
あいつは
息はなく、もうすでに亡くなっていた
冥福を祈ろう。
そういっていた。
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