互いに譲れるこの思い

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それは、久方の光のどけき夏の日にしずこころなく、とある一言から始まった。 おいちゃん:「髪を切りたい」 僕:「ショートはだめだよ。」 ...... おいちゃん:「なんでだよぉぉー!ショートにしてみたいのでござる!」 僕:「そのショートにしたいと言うお前の腹の内から、いやらしい感情がうけとれるのだが。てか、なんでござるなんだよ。思いっ切り今みた大奥の影響じゃん!」 おいちゃん:「あぁ、その通りだ。女将軍のようにかっこよくなって、おにゃのこに、上様と呼ばれたいでござる。」 相変わらずですね。彼女...いえ、おいちゃんは、影響されやすい子です。 僕:「いや、今上様チョンマゲだったから。上様ならチョンマゲだよ?」 おいちゃん:「そうか...」 僕:「うん。」 おいちゃん:「じゃあ、チョンマゲにする。」 僕:「それは...モテないとおもうぞ?」 おいちゃん:「じゃあ、どうしたらいい?」 僕:「そのままでいい。」 おいちゃん:「そうか...」 僕:「そうだ。」 おいちゃん:「ん?何か引っかかるでござる(-ω-)」 今日も上手く丸めこめました。
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