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あれから俺は光とよく話すようになった。まぁ光の方から話し掛けてくるんだがな。
「ねぇねぇ大希君、一緒にカラオケいこうよ。友人ならカラオケぐらい普通だよ」
こいつはいきなりなにを言い出すんだ?
「カラオケなんてそんなホイホイ行くものじゃないだろ」
「学生なら普通だよ普通」
「そんなものなのか……」
そんな話しをしていると女子が1人近づいてきた。女子っ言い方も酷いな知ってる奴だし
「あんたら最近仲いいわね。カラオケにいくの? 私も付き合っていい?」
「えっ、えーっと」
おい光、こいつの事教えたはずだぞ。
「木村里穂だよ。中学からのクラスメートだって教えただろ。あと里穂も同じクラスだぞ」
「あぁあー里穂さんだね。すっかり忘れてた」
大希君の事以外はあまり興味ないしとか小声で言うんじゃない。
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