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そして当日になった。時間まであと２０分もある。
「早く来すぎたー遠足を楽しみにしすぎて早く来ちゃった小学生か俺は」
「独り言言っててさみしくないのー？」
「んあ？ あー二番目は里穂か」
「そうなの？ 光君はまだ来てないのか」
んー里穂のやつも結構来るの早いな。
「もしかして里穂も楽しみすぎて早くきすぎちゃったのか？」
「そんなわけないでしょ。二十分前ぐらいは意外と普通だよ」
「そんなもんかーよかったー小学生並の精神かと思っちゃたよ」
いやー本当によかった。
そして光がきたのは時間ギリギリだった。
「ごめん待たせちゃった？」
「それなりに待った」
「そこは嘘でも全然って言うべきだよ大希」
「ごめんごめん、ちょっとバスに乗り損ねちゃって」
「まぁ早く行こうぜ。どんな感じにして入るかは一度も行ったことないからわからないけど」
「じゃぁあんたは後ろの方にいなさいな。ルームとかは取っておくから」
「おう、わかった」
なにかやれと言われてもなにもできないがな！
「大希君って誰かと出かけることってないの？」
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