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「うぇ~……まだ気持ちわりぃ……」
セスクの吐いたらスッキリすると予想していたが、現実はそう甘くなくまだ顔色が悪い。
「全く……情けないわね……」
アンがセスクよりも悪い顔色で消え入りそうな声で言った。
そんな二人をよそに他の四人はもうすでに作戦の準備を始めていた。
アグニューゼは彼女の能力、『周りの景色と同化する能力』を発動し、廃屋に入っている。
「お前ら、そろそろ中にはいるぞ。」
アドルフがそう言うと、流石に二人も顔を引き締めた。
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