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「あぁ、なるほどね……」
セスクは納得したように呟くとゆっくりとスピードを落として、アドルフ達の後ろについた。
ターゲットがいるとされている部屋に近付いてきたからである。
未だに能力不明のセスクはまだ戦うことなどできないため、皆に守ってもらうしかない。
そのためセスクはアドルフ達の後ろで戦いを眺めていろとカインから命令をうけていたからだ。
ピンチになったら、あの光を出せとは言われたものの、未だに用途が分からない。
カインの指示で一度物に当ててみたのだが、何も起こらなかった。
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