160人が本棚に入れています
本棚に追加
そこにアドルフは違和感をおぼえた。
何故なら今までのDO達は、自分を過信したがための暴走が多かったが、震えている奴は今までいなかったからだ。
まるで何かに怯えるように先程から何度も腕時計で時間を確認している。
「おい、お前……」
「うるせぇ!喋るんじゃねえ!」
アドルフはその疑問について聞こうとしたが、直ぐに遮られた。
このままでは埒があかないと考えたアドルフは、手を横に降るというサインをおくった。
もちろん相手は……
「失礼します!」
アグニューゼだ。
毎度のことながら突然目の前に現れたアグニューゼに男は混乱する。
最初のコメントを投稿しよう!