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「よっしゃ!いくぜ。レイ!」
アドルフがそう叫びながら腕を振るうと、指先から一筋の光が放たれた。
それは光の速さで男に迫り、あっという間に肩を撃ち抜いた。
微量な血が男の肩から滲み出る。
苦悶の表情をうかべながら、男は唸った。
そのうちにアーサーが男に駆け寄るとその右手首に能力を封じ込める特殊な手錠をかけた。
男はそれに気づくと無理に外そうとする。
が、外れることもなく、アーサーの大人しくしろ!、の一言で抵抗をやめた。
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