初ミッション

16/16
前へ
/167ページ
次へ
アドルフは捕まった男が抵抗しなくなったのを見ると、もうすでに能力を解除したアグニューゼの隣にいるセスクに駆け寄った。 興奮気味にセスクの肩を掴むと、 「セスク!お前のことを探していた!」 と叫んだ。 もちろんセスクはアドルフが何を言ってるか理解できず、すっとぼけた顔をしている。 「お……俺を探していた?」 セスクが何とか言葉を絞り出す。 「そうだ!お前の能力……『開花能力を付与する能力』を待っていたんだ。」
/167ページ

最初のコメントを投稿しよう!

160人が本棚に入れています
本棚に追加