ちょっwwwこいつ誰

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佐々木「これバトルものじゃないからぁ!!ギャグだからぁ!!」 渾身の拳骨を春に向かって放つ 手応えはあり!!殺ったか!! 砂煙がたつ中によく見えんが手元は確かになにかをとらえている 夏生「ははぁ!!俺の勝利ぃ!! 兄を嘗めんなよサボりが!!今日からお前は最低サボり野郎だ!!」 勝利のポーズをする 夏生「お前はもう、死んでいる」 決まった… 佐々木が引いた目をしてるけど辛くないもんねっ!! 「は?何が?」 夏生「ーっ!? そんな・・・馬鹿な…!」 お前は確かにさっき… 「いつからそれを俺だと錯覚した?」 恐る恐る殴った場所をみるとそこには大きめの岩が鎮座していて 俺の拳は赤く腫れ上がっていた 夏生「イタタタタタタタッいってぇよぉ… ぐぅあえなまたかなまたかなまたあかなまたあかなまた!?」 「痛みで人語を忘れたか…」 痛くてゴロゴロと地面を転げまわる俺をそいつは見下した目でみる こんな・・・屈辱… 夏生「ちっくしょぉぉぉ!!」 憎しみの力で立ち上がり俺は奴に拳を向ける よしっ奴は無防備だ 夏生「てっ、ちょっと待て」 ピタッ 拳が奴の顔面すれすれで止まる 「あぁ俺もちょっと待ってもらいたい」 佐々木「そうですよ!!二人とも!! なんで急にバトルが始まってるの!! なんで春は普通に対応できてるの!! なんで私はおいてけぼりなのぉぉぉ!!」 佐々木がなにやら叫んでいるが関係ない 俺は今の目の前に広がっている光景をもう一度見直した 真っ黒なストレートの髪 鋭いしかし本人の気持ちのせいか半開きの目 ふてぶてしい態度 ・・・とまぁここまではあの春と全く同じだ だが… 春?「・・・」 夏生「・・・」 チョミーン バサッ 長い髪 ちっっっっっこい・・・背 夏生、春?「「誰、こいつ」」 同時のタイミングで指をさしお互いに放った言葉 数秒後、佐々木の絶叫がした
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