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どこを見ても…カップル…
そして幸せそうな家族。
何でこの世にカップル何てあるんだろう…。
なんで…私は…1人なの?
私はぽけーっと降る雪を見ながら
不意に思う。
私は最近失恋したばっかの傷が癒えずに自分の胸をさそる。
ここ最近ではアニメに走る始末だ。
アニメは
なにも話さないし、悪い一面もない。
…だから私を傷つけない。
私を裏切らない。
そして人間の様に急に目の前から消えたりもしない。
ブブブッ))
私の携帯が制服のポケットで震える。
私は携帯を開いた。
「…恋花…?」
受信ボックスには恋花の名前が刻まれていた。
【今なにしてるー?暇だったらさ、家に遊びに来ない?七緒も居るよー(^-^)】
誘いのメールか…
恋花と七緒…この二人は私がいつもつるんでいる二人だ。
2人と居ると落ち着くし、たのしい。
だけど…行ってもいいのかな?
邪魔しちゃわないといいんだけど…(-。-;
私は少し迷いながらも
やはり暇だったので、二人の居るところに足を運んだ。
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