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jk・・・それは聞く人によって、意味が変わる魔法の言葉。
私達みたいな現役の女子高生が言うには、意味合い的にjkは『女子高生』になる。
そんな私は暗くもなく明るくもない微妙な性格を維持して学校に行く、平凡な女子高生です。
皆さんは知ってますか?可愛さを追求したあまりに女子高生のスカートが短くなっていることを。
まぁ確かに女の子から見れば可愛いですが・・・
男性から見れば・・・
「・・・相沢!ここ読んでもらえるか?」
卑猥の産物でしかならない。
ってあれ?私あてられた?
「は、はい!・・・え、えーと・・・」
突然の先生からの指摘に私は一瞬の焦りと共に現代文の教科書を開きページを探す。
「124ページの8行目だ。」
・・・と先生は察してくれたのか私に・・・いや、みんなに聞こえるような声で口を開いた。
私は急いでページを開き、指定された行を読む。
「読みふければ青し、良薬口に苦しなど~~」
なんて文章だ。読んでるのに全く内容が頭に入ってこない。それどころか、兎に角めんどくさい。
静かに授業を受けたいんですよ私は。
まぁ・・・スマートフォン片手にですけどね・・・。
「ありがとう。そこまででいいぞ」
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