第5章 危険
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すると大蛇を竜巻のようなものが襲い、身を切り裂いていった。 大蛇は無惨な姿で倒れる。 ついに能力を使ってしまった……。 「……姫亜……ちゃん…………」 「……ごめん、春也君……私……かはっ!?」 話していたら衝撃が襲った。 意識が朦朧としている。 春也君が何かを言っていた。 けど私には聞き取れない。 何が起こったのか考える時間もなく、意識が途切れた――。
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