第6章 闇が再び

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「春……」 「……姫亜ちゃん?」  春也……君……?  私の目の前には息を乱した春也君がいた。  まさか本当に会えるとは思っていなくて、呆然としてしまう。  春也君が何も変わっていなくて良かった……。  怪我はしていないようだ。 「…………へ……?」  気づけば春也君が目の前にいた。  暖かさが直に伝わってきて……。抱きしめられてる……? え……。  確かに抱きしめられている。
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