始まり

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「実家に帰りたい・・・」 「漣の家ってこっから100kmぐらい離れてるんだろ?無理でーす」 弱音を吐いた漣に話しかけたのは神埼 透(カンザキ トオル) 金髪で爽やかな顔をしていて人望も厚い(特に女子の) 「じゃあ田舎に泊まるわ」 「大人しく遠征行って寮に帰るんだな」 苦笑をこぼしながら透が小声で言った。 「~~では遠征に出発する。各自、私が指定した隊形にならべ!」 「は~い」という声と共に散っていく。 「漣、僕たちも移動しよう。」 透が移動し始めたので漣もそれに続く。 ちなみに透と漣は同じ班だ。
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