チャラ男と平和と学園日常!

9/22
前へ
/497ページ
次へ
キーンコーンカーンコーン 「ホームルーム始めるぞー」 チャイムと同時に、黒髪の男が入ってくる。 「……って、なんでこんなに人少ねえんだ?」 「しょーご先生! 聞いてよぉ、みぃんな酷いんだよ~? なんかね~、いきなり俺の方見て~鼻血吹いて~どっか行っちゃったのぉ!!」 今来たのは、"しょーご先生"こと、霧島 将吾―キリシマ ショウゴ―先生は、俺のクラスの担任。 ちなみに、第一印象は"ホスト"。 将吾先生は黒髪黒目の健全な感じなのだが――……簡単に言うと、色気がヤバい。 少し開けている胸元も、派手すぎない程度につけているネックレスやらのアクセ類も、全てが色気を感じさせる。 ちなみに前に聞いたら、昔はそういう仕事もしていて金髪だったらしいが、教師としてこの学園に雇われることになってすぐ戻したらしい。 「あー……なるほどな」 見た目に反して、結構真面目だったりするのです。 「そりゃあお前が悪い」 「えぇぇ~~!? 俺なんにもしてないよぉ!」 「……そうだな、お前はそうだから質が悪い(この無自覚め)」 ? 将吾先生もみんなも、時々意味分かんないこと言うから困る……。
/497ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4291人が本棚に入れています
本棚に追加