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実家帰りの夜行バスに揺られている秋の夜のことだった。 座席を倒して眠りについた25時。 秋といえどまだまだ暑く、決して深い眠りではなかった。 いや、暑さのせいだけではない。私の隣の席に座っている人が一番の理由だ。 帽子を目深にかぶり、それでも小さく電灯をつけて、紙に何かを書きつけている。それがガリガリと音を立てているからたまったものではない。 せっかく寝つきかけたのに目が覚めてしまった。
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