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~ノートラム戦前~
セイ「なんだお前達は地球の夕焼けを見たことないのか?」
セイはやや拍子抜けに言った
アセムやアリーサ・マックスならまだわかるがオブライトやウルフまで知らないと言ったからだ
セイ「すっかりコロニー暮らしに慣れたもんだな」
セイは呆れながらも納得した
マックス「元々は人口が増えたから宇宙移民を始めたんですよね?」
オブライト「それに当時の戦争で地球は壊滅的被害を被ったから自然が一定に回復するまでは易々と行かせてはくれません」
セイ「まぁ、そうだが一回見てみたらいいもんだぞ
あれは価値がある」
セイは嬉しそうに話す。
アセム「なら、この戦いが終わったらみんなで見に行きましょう」
アリーサ「おっ、いいこと言うじゃん!」
ウルフ「それもいいな!
夕日を見ながら飲む酒はうまそうだな」
セイ「あぁ、格別に違うぞ
そんときはお前の秘蔵飲ませろよ」
ウルフ「おいおい、あんたまだ未成年だろ
中将殿にはまだジュースでいいのでは?」
からかうようにウルフは言った
セイ「うるさい、中年小僧が・・・・
これでも昔はよく飲む方だったんだ!
この体ではわからんが問題ない」
ウルフ「おもしれぇ、んじゃどっちが強いか勝負だ」
セイ「いいだろう受けてたってやるぞウルフ」
その時は楽しかった
ウルフやフリットとディケの子供達とマックスとオブライトとみんな笑いあえていた
ノートラム戦役さえなければ・・・・
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