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ビックリング セイの部屋
セイ「これでよかったんだな・・・・」
そう自分に言い聞かせセイは椅子に座った
グルーデック・・・・ウルフと戦友の命が消えた
まだ自分よりも若い者が・・・・
オレはこんな思いをするために生まれてきたんじゃないんだ!
こころにそう言い聞かせながら静かに目を閉じていた
リン「セイ、入りますよ」
ゆっくり部屋に入ってきたリンはセイをおもむろに抱き締めた
それに驚きセイは顔をあげた
リン「あなたまた悩んでいたんでしょ?
一人で溜め込むのはやめて・・・・
私がそばにいるから・・・・私だけじゃないあなたの弟さんの子供だっているんですから」
そっとセイの髪を撫でながらリンは言った
セイ「そう、だったな・・・・オレはもう1人じゃないんだ。
君がいてユウジの子孫の兄妹もいる・・・・」
セイはリンの手を握りそっと口づけをした
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