空心

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「・・・空心?」 「おん。」 『誰?』 「空心はね・・」 説明しよう。 空心は 生まれ育ちも大阪だったのだが 1年前に東京に越してきた 関西弁と標準語が混じったよく分からない言葉を喋る 人はそれを 空心語という チャライ。 見た目と同様凄くチャライ そして馬鹿。 チャライ 馬鹿 という単語がピッタリあってしまう それが空心なのである。 空のように澄み切った心になってほしいという両親の願いは いとも簡単に 裏切られた。 なんて哀れな・・ そしてマヒロに気があるようである。 マヒロは気づくよしもない どこか悠とキャラが被っている それが空心・・・ 「もういいやろ///!?」 『ん~。さすが俺様のマヒロちゃん。』 「何時お前のマヒロになったんだよ!?」 『運命には逆らえないよ~』 「意味わかんねえ。」 「俺抜きで話進めんなボケ。」
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