悪夢と正夢

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「うわあ!!・・またこの夢か。・・ハァ」 あたしは最近夢を見る 悪夢を・・ 夢の内容はあまり覚えていないのだが 『死んだんだ』 この言葉だけが妙に脳裏に残る。 「まあ。気にしててもしょうがないし~・・ってまた遅刻する!!」 最近この夢のせいであまり眠れない。 「いってきま~す!!」 「コラっマヒロ朝ごはんは!?」 「パス~。」 「駄目よ朝ごはんはちゃんと食べないと・・」 「そんな時間ないって~」 あたしは靴を履き急いでドアを開けた そのとき・・ 「きゃっ・・!?」 突風が吹いた 生温い風だ。 「気持ち悪っ・・っじゃなくて遅刻だ~!!」 あたしはまだこの時気づいていなかった まだ夢の続きだってことに・・
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