悪夢と正夢

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in病院 「今日が・・です。」 「そんな・・!!」 「先生どうにかならないんですか!?」 「ですから・・・」 何かが聞こえる・・ 話し声? でも誰が・・・ 誰の話を? 何の話を? 肝心な部分が聞こえない・・ 「・・マヒロ。がんば・・」 そこで意識が再び途切れた 「何で俺が!?」 「いいでしょ。あんた幼馴染なんだし。」 「俺の貴重な日曜・・」 「を。大事なマヒロちゃんに使ってあげなさい。」 「はあ!?」 「じゃあね。お母さんたちちょっとお話してくるから。」 「ちっ・・」 俺は正直めんどくさいと思った。 見ていても悲しくなるだけ 俺の幼馴染は・・目覚めてくれない。 【ピカ】 「ん?」 何か・・起こった気がする。 未来が変わってしまうような 何かが・・ ん・・。 「あれ・・ここは?」 「・・え?病院・・ってえええ!?」 「・・・?」 「目覚ましたのか!?」 「・・・どういうこと?」 「大変だ・・えっとこういう時は・・」 「えっと状況説明して。」 「あ?・・そうだな。」 「えっとここは病院・・ってさっき言ったか。」 「うん。」 簡単にまとめるとこうらしい ・ ・ あたしは大型トラックに撥ねられ 近くにいた人に助けられ救急車が来た ちなみにトラックは逃げたらしい それから集中治療室に入り 手術が終わった後目を覚ましたのは 今日 撥ねられた5日後。 当たり所がよく 折れたのは手の骨1本 利き手じゃないほうの手だった。
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