悪夢と正夢

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『お前らには俺が見えるのか』 「・・誰ですか」 『よくぞ聞いてくれた少年よ』 「少年?俺はコウ見えても高1で・・」 『じゃあ。少年じゃないか!?』 「少年少年って言いますけどあなただって俺らとそんなに変わりませんよね!?」 「悠。失礼だよ!!」 『そうそう。マヒロちゃんの言う通り』 「何であたしの名前・・」 『最近夢見ない?』 「夢?」 『死ぬ夢。』 「・・・!?」 「何言ってるんですか!?マヒロはまだ目が覚めた・・」 『そーそーソレ。』 「は?」 『少年が言ったじゃん今♪』 「目が覚めた・・・?」 『そう。それ俺のおかげ♪』 「は?」 『自己紹介がまだだったね。俺、デビル・レッド・スバル』 「デビル・・レッド・・スバル?」 「赤い悪魔・・スバル?」 「悪魔…?」 『そう。赤い悪魔は日本で言う苗字かな?』 「苗字・・。」 『あ。マヒロちゃんは俺のことスバルって呼んでいいよ★』 「はあ・・。」 「赤い悪魔・・」 『人の苗字を連呼するものじゃないよ少年。』 「少年じゃねえ!!・・っていうかあんた悪魔?」 『うん。そうだよ^^』 「え?何で悪魔があたしの命を・・」 『まあ。偶然通りかかって・・』 「悪魔って偶然通りかかるんだ・・」 『うん。でね俺もみつけっちゃったんだよ』 「何を?」 『俺の結婚相手?』 「は?」 「え?」 『マヒロちゃん。俺と結婚しよ?』 「「え!?」」
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