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「信じられない・・」
「先生マヒロの様態はどうなんですか!?」
「信じられない・・こんなに回復が早いなんて・・」
「え?」
「もう骨くっ付いてます・・」
「え!?」
「・・・すげえな。」
「ホント・・」
あの後すぐ悪魔さんは戻ってきて
『マヒロちゃんがいないと意味無いじゃん!!』
とか何とか意味の分からないこと言って
あたしの左腕に触った
「痛っ!!」
悲鳴をあげるあたしに悪魔さんは
『うん。じゃあまた明日ね~』
「悪魔って神様?」
「は?」
「おいっ」
「え?」
まずい声に出てた!!
「・・・明日退院しましょうか。」
「明日退院できるんですか!?」
「え?あ。うん・・元気そうだし・・」
「あ。悠くん」
「・・はいっ!!」
やばい自分の世界に入ってた・・
「悠くん今日からマヒロと一緒に学校行ってくれないかしら?」
「「え!?」」
「駄目かしら?マヒロ1人じゃ不安で・・」
「そうですね・・」
「それどういう意味!?あたし1人じゃー」
「千歳だって不安だと思うの。」
「あ。そうだ・・千歳と行けばいいんじゃー」
「千歳はサッカー部朝練だろ?」
千歳はあたしの1コ下の弟。
すっごいしっかりもの
姉のあたしが悲しくなるくらい。
「とりあえず俺明日迎えに行くから。」
「え?」
「本当?ありがとうね悠くん」
「寝坊すんなよ!!」
「しないわよ!!」
「あ。ここからだと遠いから7:00に来るな。」
「何それ朝練並じゃん!?」
「しょうがねえだろ。あ。じゃあ俺帰ります。」
「ありがとうね~」
ガララララー
「何か・・」
活き活きしてる・・・
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