2人が本棚に入れています
本棚に追加
「……うぅ……」
「気が付いたか!? 」
「ここは……? 」
「オレの家だ。お前は、家の前に倒れていたんだぜ? 」
少女は、少し考えるそぶりを見せたあと、
「……ありがとう。助かったわ」
「いや、刑事たるもの、常に一般市民の為に戦わなくては、だからな」
かっこつけた事を言う良平。
「オレは白河 良平。お前は? 」
「っ! ……あ、えっと……『クエイカー』……」
明らかに偽名とわかるその名前。この少女は、先ほど謎の男達に追われていたクエイカーだった。
最初のコメントを投稿しよう!