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「……クエイカー? 」
何かしら、怪しんでいる様子の良平。
「(や、ヤバッ)」
内心では、冷や汗をかいているクエイカー。
「クエイカー? クエイ・カー? 」
ズテン と、クエイカーがずっこけた。
名前を区切るかどうかを考えていただけのようだった。
「ハァ…… 区切らないわよ……」
「ん、そうか。すまない」
未だに名前が明らかに本名ではないと気がつかない良平。
「で、君はどうしてあんな所にたおれていたんだ? 」
やっと本題に入る良平。
「実は…… 謎の組織に追われていたの」
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