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最初に射してくれた若い看護師さん、針を射すのが上手だなーと思っていました。
1度に5回 やり直しされた事もある私は、何も食べていない状態だと血管の手触りがよく分からなくなるらしいのですが、その看護師さんは採血も点滴も一度で成功させてくれたからです。
ところが2階で点滴してくれた、一目でベテランと分かる看護師さんは 見るも鮮やかな早業であっと言う間に点滴を完了させてしまいました。
後で気付いたのですが、再点滴したその小さな個室は、病室のベッドからいきなりオペ室に行くと精神的な負担が大きいので、その為にワンクッション置く部屋だったみたいです。
点滴でほとんどその部屋で気持ちを整える時間がとれず、看護師さんが後で謝って下さいました。
点滴を射し終わって1~2分程で、オペ室に移動しました。
病院のスリッパから手術台までの繋ぎのゴムスリッパにはきかえたら右手と正面に自動ドアがありました。
私は正面の扉を入り、テレビでよく見るオペ室の特徴的なライトが目に入ると後退りしたい心境に駆られました。
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