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最初に、点滴をしてくれた看護師さんが色々説明してくれたのですが、緊張と不安と疲労でぼんやりしていた私は はき替えなきゃいけない専用の下着がどこにあったか忘れてしまい焦りました。
テレビの上だと思い出し広げると、股の部分が開いた白の不織布のハーフパンツのようでした。
はこうとして思い直しトイレに行き、説明書きに従ってピンクのタグを前にしてはき2階の「詰め所」と呼ばれる所に行きました。
怖くて、平静だと自分を騙す為に装った、取り繕った平静はうまく馴染まず必死でした。
看護師さんは点滴を見て、忙しく冗談を飛ばしながらもう一度点滴をする準備を始めました。
どうやら点滴が終わったら知らせなくてはいけなかったようです。
眠って目が覚めた時点で空のチューブに血液が15cmくらい出てたのですが、トイレに行った時に大分チューブの中に血液が入ってしまっていました。
多分この時に言えば良かったのに、こんなものなのかもしれないと放置した為、針が詰まったらしいです。
そういえば血液って固まりますよね……
肝心な所で考えが足りない自分のせいで、もう一度射し直す事になってしまいました。
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