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「ねー翔ちゃん。」
「んー?どうした千枝?」
「うん 今さらなんだけど 何であの本をくれたの?」
「えっ!?」
俺は驚きを隠せず 思わず千枝に聞き返す
「何ーそんなに驚いて…」
「いやいや。本当今さらだな…まっいいけど」
「で何で何で?」
まるで好奇心がいっぱいの子どものよーな目で俺をみてくる。
『この本を子どもができた時に読み聞かせながら、「こんなことあったね」って
振り返りながら 笑い合えてたら最高じゃん』
「翔ちゃん//」
「あれ?千枝大丈夫か顔が赤いけど?笑」
「もー翔ちゃんなんか知らない!!」
そっぽを向いて 明らかに怒ってる君だけど でも本当は…
ー真っ赤な顔した笑顔の君がいた。
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