章タイトルとか考えてらんねえ

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『………』 「………んだよ」 『なんでもないです………』 「あんま脅すんじゃねーよ」 「お、拓海は怯まないのか。立派立派」 「今のアンタはただのバカだろ。つーか、何やってたんだよ昔………」 「なんでもやってたし、なんでも出来るぜ?ホームレスも警察もヤクザも軍人も傭兵も政府の犬も王様も神様も課金兵も。上へ下へといろいろと、な。車も乗れるし飛行機も乗れる。巨大ロボットだって操縦しちゃうし」 いろいろ。 「ミステリアスな男でも気取ってんのか?」 「苦労してきた奴にのみ許されるのよ。オマケでハードボイルドも気取ってみようかね」 等と供述しながらタバコに火をつける。 普段は外か喫煙室じゃないとダメだけど、この雰囲気なら行ける。 「………わっ!」 『!』 慌てて逃げた。 尻餅ついてる奴までいる。 「あははははw」 こりゃ面白え。 「やめろ!」ガスッ 「あぅん」 拓海は乱暴だなあ。 「冗談だよ。冗談。今も昔も平凡な色男だ。気にすんな。仕事すっぞ仕事。ちひろー。凛と蘭子はもう行った?」 「え、ええ。小鳥さんが引率してます………」 「んー。なら俺はいらないかね」 「こ、小鳥さんは後で社長と一緒に打ち合わせに行くので、途中で分かれる予定です………」 「あー、なら行っとくか。あの二人あんまり大人と話すの得意じゃないし………昼過ぎには帰る。なんかあったら電話して」 「はい………わかりました」 「………あのなあ、お前ら、俺の事怖いかもしれんが、俺はお前らの味方なんだぞ?頼りになるとか心強いとか、素敵!抱いて!とか………そういう風に考えろよ。俺は、お前等を命を賭けてでも全力で守ってやる立場なんだから………な?」 色男らしくウインクでも放り込んでみる。 「何言ってんだか………」 拓海にあきれられた。 「拓海に俺に………頼りになる奴がいっぱい居てよろしいですな。行ってくる」 『………』 Pの居なくなった後、誰かが小声で「かっこいいなあ」と呟いたそうな。 一方そのかっこいいPは。 「あ、ちひろの尻撫でそこねた。ちっくしょ、帰ったらしこたま揉みしだいてやろ」
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