章タイトルとか考えてらんねえ

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「………ほい到着。何言えばいいかはわかるな?」 「ああ」 「ならよし。ぱぱーっと済ませて帰るべー」 「おー………おう?いや、待てよ………?」 「どうした、なんかあったか」 「………ん………プロデューサー」 「おう」 「帰り、なんか朝ご飯食いに行きたい」 「ぉ、おー………」 そう来たか。 なんかアクシデントでも起きたのかと。 「寄り道ね。りょーかいりょーかい」 「おう」 「………行くべ」 「おう」 「………」 なんだかなあ。 「こういう細かい所でのアタックが大事………なんだったよな………」 「………」 小声で何をぶつくさ言ってるかねえ。 一方その頃事務所。 仕事放置で物思いに耽る千川ちひろの脳内を覗いてみよう企画。 (拓海ちゃんは余計な事口に出しそうだからなあ………) 図星。 (二人きりになるのは久しぶりだったハズ………だとしたらワンチャンあるでコレ!くらいは思ってても不思議じゃないからなあ………なにかしらのアプローチを仕掛けて来るんじゃないかしら) 「おっはようございまーす!」 (でも拓海ちゃんヘタレだからなあ………そこがまたかわいいんですけど。でもまあ………せいぜい寄り道催促するくらいが上等ですかねえ) 「………ちひろさん?」 「はぇ?あ、あぁ、春香ちゃん。おはようございます。今朝は早いのね?」 天海 春香 説明不要。 強いて言うならころぶ人。 個人的には「ああもうっ!わかりましたよぅ!どうせプロデューサーさんに頼まれたら断れませんよ私はっ!////」とか言いながら下着姿になるくらいの事はしてもらいたい。 なお、作者は声高に好きと言えるほど好きではない模様。 嫌いでもない。 「………なんか失礼な事言われた気がします」 「あー………またプロデューサーが毒吐いてるんじゃないかしら」 「むう………いつも思うんですけど、プロデューサーの毒舌って、知らない人がいきなり聞いたら悪口に聞こえますよね」 「いきなり毒吐くものね………」 「前千早ちゃんと言い争いしてる時にちょっと黙ってろ青い鳩胸とか言ってましたよ………」 「私も髪型を右肩マングローブって言われた事あるわね………」 「私もお前の頭後ろから見たらカービィかマリオのザコ敵に居そうだなって言われました………」 「ぶぇくしっ」 「ん、風邪か?」 「ちげーと思う」
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