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車内には、黒田の好きなアーティストの
洋楽が心地よく流れていた。
ハンドルを握る黒田のキレイな指が
トントンとリズムを刻んでいる。
大した会話も無いのに、
なんとも言えない安心感。
黒田の隣。
気付くと俺は眠ってしまっていた。
黒「……ぶち…小渕。」
小「…………うんn……ごめ、
俺、寝ちゃって……… !!!!」
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