願いの詩

8/13
前へ
/21ページ
次へ
“籠に入れられた鳥は いつしか自由を失ってた ある朝 逃げ出してみたけれど もう飛べなくて... 夏の終わりにうつむく向日葵 拭いきれない悲しみの雨に傘を 鋭った心にやわらかな毛布を 冷たい壁には君の絵を 無名のランナーに声援の追い風を 群れにはぐれた羊にママの居場所を 愛する人に疑い無き祈りを この僕に願いを この詩は君と あの頃の僕にー” 歌い終わった後、少し先にいる 黒田が俺の方に振り向いた。 黒「休止中にまで2人して   歌ってたら意味ないな(笑)」 小「あはは!ほんまや!」
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加