願いの詩

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小「にしても、   向日葵ってこんなにでかいねんなー!   俺と同じぐらいあるやん!   しかもこんなに咲いてんのに   みーんな同じ方向向いてんねんな!」 黒「せやなー。」 俺と同じぐらい背の高い 一面の向日葵畑の中でも 頭一つ飛び出ているアイツの大きな後ろ姿。 小「お前やっぱ大きいなー」 なんて10年以上一緒にいても つくづく思ってしまう。 黒「あほか。当たり前やろ。」 そう言って、前を歩いてた黒田が くるっと俺の方を振り向いた。
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