東より来たりし災いは、闇夜で身を包む……

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更に紅魔館は数年程前に何処かの馬の骨が設立した、低級妖怪の為の傭兵組織に館全体の警備を依頼した。 いくら紅魔館といえども、天狗や鬼を殺害するような輩共には早期警戒を怠れば負けかねない。 レミリアはそう判断し、戦力自体には意味を見出さず動く警報器代わりとして二個中隊分を雇った。 だが、所詮は低級妖怪。 思考がそう深くまではいかず、目の前の利益止まり。 レミリアの目論見は破綻してしまった。
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