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ダダンンン!!
わたくしの背中を使って!!よもぎを壁の方へと!!叩きつけましたわ!!
よもぎの身体を、わたくしの背中で、壁に!押しつけましたの!!
「い、たい…」
ごめんなさいは、ありませんわよ。
よもぎには、聞きたい事が、たくさんありましてよ。
「よもぎ!!」
「なに」
背中で、よもぎを抑えていますから、今 どんな顔をして、わたくしの言葉を聞いているのかは、見えませんわ?解りませんが、よもぎの声は、驚きとか慌てているとかは、ありませんでしたの。
「望は、わたくしのライバルではありませんわ
よもぎは、間違えていますわよ」
望がいる側では、言いたくても、言えなかった言葉を。わたくしはよもぎに、伝えましたの。
「間違えていませんわ」
!間違えていませんわ!ですの!!
わたくしと、よもぎだけしか、今はいませんのに。いないですのに、よもぎは言葉を、戻さないで、わたくしに、答えましたの。
………… 誰かに聞かれていなくても、学校にいますわ。誰かが、突然!現れても、聞かれていても、いいように、よもぎは言葉を、変えていませんの?
わたくしだけ、怒りで、暴れていますわ。
わたくしは、落ち着こうと。
深呼吸をしてから、わたくしも、わたくしの言葉に、気をつけて話を、しましたの。
「…間違えている?
俺は、間違えていない!!
よもぎには、俺の望の気持ちは、言った!!
聞いたのに、ライバルは、ないだろう?」
わたくしの言葉を、聞いていた よもぎは、少し笑いました?もしかして、言葉を、変えた事に、笑いましたの。
「めぐの気持ちは、聞きましたわ
めぐの気持ちは、解っていますわ」
解っていますわと、言いましたわ!!
よもぎは、解っていますわ…………
????
「解っていて、なんで????」
わたくし、よもぎが、解りませんわ。
「望は、めぐのなんですの」
!望は、
わたくしのなんですの?ですの。
「わ、「めぐの望に対する気持ちでは、ありませんわよ 望の気持ちですわよ」
望の気持ち…………
わたくしの言葉が、止まりましたの。
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