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『だから、あなた達はトップにこう伝えなさい。
これは僕ひとりの問題ではなく、参加者を派遣したあなた達の問題でもある。僕を探すつもりなら、その時間を対策などに費やしなさい。
あと、戦闘技術の学園とか設けた方が良い。ほっとくと簡単に滅びる戦争が起こるし、犯罪者が多くなるだろうから』
それっきり、プロジェクターは沈黙し、FAXが最後の一枚を吐き出した。
それからの参加者達は事を伝えに帰ったが、全てネットを通じて流れており、既に対策が講じられていた。
ただ、その元凶は、ディメンションゲートを作った彼、いや、彼女の、
「異世界転生とかの話とか憧れる! よし、そうゆうの作ろう!」
から始まったのは本人と、手伝っていた者しか知らない。
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