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ハゲは嬉しそうに微笑み…うぇ…「ならすぐに金を払う。」と言って奥に入っていきすぐ出てくる。手には金色の500円玉を少し薄くしたものを2枚持っており俺の前に置く。
「これは感謝の気持ちとギルド相場より高めにした金だ。受け取ってくれ。あと俺の名前はスキン・ヘッダだ。鑑定士指名してくれれば俺がきちんと嘘偽りなく鑑定して買い取ってやるからな。」
と名前の時に笑いそうになるのを我慢し、なんとか無事に自己紹介を互いに終わり俺は受付に戻り、2シルバーを支払いギルドカードを作る。
2ゴールドを貰ったが1ゴールドを20シルバーに換金してもらったので2シルバー丁度払えた。
そしてギルドカードを作るのは滞りなく終わる。ギルドは出身など気にせず、実力だけを注視するみたいだ。ギルドカードが身元保証書みたいになるみたいだからなくさないようにだと。そして、傭兵ランク、ハンターランク、商人ランク、ファーマーランクなどあるみたいだ。それらはそれぞれG~Aまでランク分けされていて、B~Aは中級貴族並みの発言権が認められているらしい。それにB~Aは有事の際に絶対に出向かなければならないし、100日以内にC以上のクエストをクエストをしなければならない。Cなら10回BまたはAは2回らしい。正直めんどくさい…。
とまぁ、めんどくさい説明を受け受付嬢から解放され、出来立てのギルドカードを提示し売却を再度し指名をしてさっきの部屋に戻る。
入った瞬間にハゲが「鑑定は済ませたからな。これが鑑定した結果の金だ。鑑定料は引き抜いてあるからな。」と10ゴールドと14シルバーをテーブルの上に乗せた。更に驚くべきことをハゲが言う。
「お前さん、ランクアップしたからな。G~Eに2つ飛び級だ。珍しいものが半分を占めていたから当然だな。」
と頷きながら言う。そして俺はハゲの後ろにあるプランターを見つけ3種類の苗を見つけた。
こいつ…。行動が速すぎる。どんだけ興奮してたんだ?それに、顔がなんか艶々…いや、テカテカ頭と見間違えそうになってやがる。危ないな…。この状態で街を歩かれたら捕まるな。公然ワイセツ物陳列罪辺りか?とてもいけないな…。
と真剣に考える俺がいた。
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